よくわかる脳梗塞の予防・治療Navi

リハビリ治療 | 脳梗塞の治療法

脳梗塞のリハビリ治療について解説しています。

脳梗塞の治療法についてやさしく解説

脳梗塞治療における
リハビリ治療

脳梗塞の発症後は後遺症が残る場合が多く、リハビリは不可欠です。リハビリを行う意義や目的、どのようなリハビリを行うのか、といった情報をまとめて紹介しましょう。

症状と対策

脳梗塞は事故などによるケガと違い、手足や身体の各器官には損傷がないので、リハビリを発症直後から行うことが可能です。
発症してから約1日程度で脳の損傷がはっきりし、全身の症状や後遺症の有無が確定。その時期の治療は主に薬物投与ですが、その間も軽いリハビリテーションを行うことができるそうです。
脳梗塞は脳に損傷を負う病気であって、体の器官そのものや働きが失われてしまうものではありません。
しかし、手足の機能は健全であっても、脳からの指令が無くなり運動しなくなることで、急激に衰えが始まります。
筋力は見る見るうちに落ちて萎縮を起こし、関節は曲がって固まったまま動かなくなります。この現象を廃用症候群と呼びますが、発症直後の早めの時期からリハビリを行うことで、筋力の低下や関節の硬化を防ぐことができるそうです。

リハビリと並行して行いたい再発予防法

回復と予防は並行して行うべき

日常生活への復帰を目指し、リハビリに励むことはとても重要です。しかし、同時に注意しなければならないのが、脳梗塞の再発です。

その再発率はじつに、発症して1年以内でも20人に1人という割合。リハビリに励む日々を無駄にしないためにも、再発の予防を並行しておこなっていく必要があるのです。

リハビリでは再発は予防できない

リハビリはあくまで元の状態に近い日常生活を送るための訓練であり、再発予防ではありません。そのためリハビリとは別に、再発予防のための有効な手段を行う必要があります。

まず知っておくべきことは、脳梗塞の再発には活性酸素が深く関係しているということ。活性酸素が動脈硬化を生み出し、やがて血流が悪くなった脳細胞に害をもたらすことで脳梗塞は再発されます。

活性酸素を効果的に除去する『大豆発酵エキスNT』

活性酸素を除去するための手段として、食事から抗酸化物質を摂取することが挙げられます。しかし、活性酸素は数種類存在し、食事のみですべての活性酸素を除去することは非常に困難とされてきました。そこでいま、注目を浴びている成分が「大豆発酵エキスNT」です。

4つの主要活性酸素(スーパーオキシド・過酸化水素・ヒドロキシラジカル・一重項酵素)すべてを効率的に除去できる、優れた抗酸化物質です。原材料は大豆や納豆菌であるため、人体への影響もありません。より詳しく大豆発酵エキスNTのことを知り、回復と予防の観点から脳梗塞再発を防ぎましょう。

大豆発酵エキスNT

リハビリで脳の機能をもう一度取り戻す

脳梗塞を起こして完全に壊死してしまった脳細胞は、再び機能を取り戻すことはできません。しかし、人間の脳はかなり柔軟性のある器官で、失われた部分をほかの部分で補うことで正常を取り戻そうとする働きがあります。リハビリを積極的に行うことで、その能力を最大限に引き出すことができるそう。

例えば、感覚の麻痺を起している手足のマッサージを何度も行うことで、脳内の別の場所で手足の感覚情報を処理する回路を作り出すことも可能なのです。失われた脳の機能を取り戻す、というよりは新たに作り変える作業を、リハビリで脳を刺激することによって行うわけです。

脳梗塞のリハビリ治療は3期に分けられる

リハビリの内容は症状の程度によっても変わりますが、主に3つの時期に分けて考えられます。

【急性期のリハビリ】

発症直後から1週間程度は、ベッドに横になったままできる動作が中心。寝返りを打って体の向きを変える、麻痺している手や足の関節の屈伸運動などを、寝たままの状態で行います。基本的には看護師や理学療法士の介助を受けながら行うことになります。

脳梗塞による後遺症からの回復期間は、およそ4~6ヶ月だと言われています。はじめの3ヶ月は一気に回復しますが、4~6ヶ月を境に回復スピードは低下。そこから1年程かけて状態が固定化していく流れとなります。

【回復期のリハビリ】

発症してから1週間後~3週間後くらいに行われるリハビリです。最初はベッドから起き上がり腰かけるまでを繰り返し訓練します。ベッドに座った状態で数分間キープできるようになったら、今度は立ち上がって歩く練習をします。手すりや平行棒を使って歩き、最終的には歩行具などを使用して1人で歩けるようにリハビリを続けます。

食事や歯磨き、洗顔など日常の動作を自分でできるようにする訓練も行うそうです。また、症状にもよりますが音楽や映像を使った視聴覚リハビリや、カードを使った言語訓練もスタートします。その他にも、カードを使用して記憶訓練やカウンセラーとの面談なども行います。どんなリハビリをしていくのかは症状によって異なるので、焦らずリハビリに励みましょう。

【維持期のリハビリ】

回復期のリハビリが終了すると退院となり、自宅に戻る場合もありますし、老人保健施設や福祉施設などに入所することもあります。退院後も、回復してきた体の機能を衰えさせず、社会復帰ができるように、日常動作やパソコン作業、書面を書いたり読んだりといった作業の訓練を引き続き行います。

脳梗塞は早期発見が望ましいと言われているように、リハビリも発症から早期であればあるほど効果は高め。だからこそ、急性期と回復期は専門知識のある人がサポートしてくれるのです。維持期の回復スピードは比較的遅めですが、継続して訓練することが大切ですよ。

リハビリによる回復プロセス

【肩・ひじの回復】

最初は、自分の力で動かすことができない状態からスタート。そこから3ヶ月間、麻痺しているひじに力を入れたり曲げたりするリハビリを行い、日常生活が送れる状態にまで回復できるかどうかを判断します。

【手・指の回復】

肩やひじと同じように、まったく動かない状態から始まります。動かせる方の手を力いっぱい握ろうとすると、その反動で麻痺している側の指が少し曲がるようになります。そのうち自分の力でグーができるようになり、指で丸を作る訓練をおこないます。回復には時間を要しますが、ほぼ発症前と同じように動かせるようになります。

【肢・下半身の回復】

足の麻痺に関しては、健康な部分の筋力が極端に落ちない限り、完全に回復していない状態でも歩くことができます。初めは介助者のサポートで訓練を行い、最終的に足首だけを上下左右に動かせるようになれば、スピードは遅いですがスムーズに歩けるようになりますよ。

今日からはじめよう!脳梗塞の再発予防
Symptoms 知っておきたい脳梗塞の種類とその症状
Diseases 脳梗塞と深い関係のあるさまざまな病気