よくわかる脳梗塞の予防・治療Navi

脳梗塞は早期発見が大切

怖い脳梗塞を早期発見する方法をまとめました。

生活習慣病 脳梗塞に関する基礎知識

基礎知識早期発見するには?

コワい脳梗塞をできるだけ早く発見して治療するために、発症する前の前兆や特有の症状などについて知っておきましょう。

こんな症状に要注意!脳梗塞の前兆とは

普段からいくら注意していても、発症を避けられない場合もあります。そんなとき、できるだけ早く察知して治療を開始すれば、症状も軽く済みますし回復が早まるものです。

そこで、脳梗塞が発症する際の前兆についてまとめてみました。以下のような体調不良や違和感があった場合は、できるだけ早く救急車を呼ぶか、病院を受診しましょう。

脳梗塞の前兆~代表的な症状~

  • 意識がなくなる
  • 手足のしびれ、顔のしびれ
  • 体半分の麻痺、感覚の鈍さ
  • 激しい頭痛
  • 手足が脱力する
  • めまいやふらつきがあり、歩行困難
  • 片目が見えない、視野の欠損、ものが二重に見える
  • ろれつが回らない、言葉が理解できない、言葉を思いつかない
  • 食べ物を飲み込めない
  • 道具を使えない、知っているはずのことができない、分からない

脳梗塞を発症すると、脳のどの部分で発症したかによって、様々な症状が現れます。運動機能を司る部分で発症すれば、手足の麻痺や脱力が起きますし、言語中枢で起こると言語障害が出てきます。

いずれにせよ、普段できていることができなくなったりして「おかしいな?」と思ったら、すぐに対処することが大切です。

脳梗塞を診断するサイン“FAST”ってなに?

急性脳梗塞を診断するときに使われるガイドラインとして、“FAST”と呼ばれるものがあります。FASTは、脳梗塞を早期発見するためのキーワードの頭文字を取ったものです。

周りにいる人が突然倒れたら、以下の4点を確認して救急車を呼びましょう。

F…FACE(顔)

顔の表情を確認します。片側だけがひきつっていたり、歪んでいないか、顔の麻痺をチェックしましょう。

A…ARMS(腕)

腕を上げたり下ろしたりして、腕の麻痺が起きていないかどうかを確認します。両腕を前に上げて、片腕だけがダランと下がったりしていたら要注意です。

S…SPEECH(話)

短い会話が普通にできるかどうかをチェックします。名前や今日の日付など、簡単なことを問いかけてみて、正常な返答があるかないかを確認しましょう。

T…TIME(時間)

脳梗塞は、発症からの時間によって治療内容が異なります。発症から2〜3時間以内なら薬物で血栓を溶かす治療法が可能になる場合がありますから、発症時間を正確に記録しておく必要があります。F・A・Sのどれかひとつでも症状が確認できたら、発症時刻を確認して、すぐに救急車を呼びましょう。

こんな習慣がある人は特に注意しよう

脳梗塞の症状を早めに発見するためには、普段から自分自身が発症する可能性が高いかどうかを知っておく必要がありますね。以下のような持病や生活習慣がある方は、発症リスクが高いと考えて、脳梗塞が起きた場合はどうしたらよいのかを考えておきましょう。

脳梗塞を引き起こす持病・生活習慣
  • 高脂血症
  • 心臓病
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 喫煙
  • 過度の飲酒
  • 運動不足
  • 肥満
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