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食事 | 脳梗塞の再発予防

食事で脳梗塞の再発を予防する方法を解説しています。

血液をサラサラにするには?脳梗塞の再発予防

食事

脳梗塞を発症してしまう原因となる血栓や動脈硬化は、普段の生活の積み重ねでできてしまうものです。病気予防のための生活習慣改善のメインとなるのは、やっぱり食事。運動することやストレスを溜めないことも大切ですが、毎日の食事のなかでどのようなものを口にするのか、という点が最も重要です。

そこで、脳梗塞を予防するための食事内容について解説します。特に摂り入れると良い成分なども紹介します。

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脳梗塞の原因は血液中の脂質過多にあり!

脳梗塞は、血液の中の悪玉コレステロールが増えすぎたために、血管内部にたまって血栓ができてしまうことに起因しています。

血液中を流れている脂質には、LDLコレステロールとHDLコレステロール、中性脂肪などがあります。中でも、分子の小さい悪玉と呼ばれるLDLコレステロールが血液中に増えすぎると、血管の内側に付着してどんどん蓄積されて膨らんできてしまいます。

そこへ、善玉と呼ばれる分子の大きなHDLコレステロールが通りかかれば、溜まってしまった悪玉を押し流してくれるのですが、LDLコレステロールが増えすぎるとHDLコレステロールだけでは太刀打ちできません。悪玉コレステロールが血管の内壁に蓄積されていった結果、血流の阻害や、動脈硬化を進行させてしまうことになるわけです。

脳梗塞発症の第一歩は、血液の中に悪玉コレステロールが増えすぎてしまうことにあると言えます。

ドロドロ血をサラサラ血に変えるための食事とは

血液の中に悪玉コレステロールや中性脂肪が増えすぎると、血液全体がドロドロに。血が流れにくくなり、血行が悪くなってしまいます。ドロドロ血液が動脈硬化やコレステロールの蓄積で狭くなった血管を通ると、血管が塞がって脳梗塞を発症。脳に栄養や酸素が行き渡らなくなり、最悪の場合死に至ります。

脳梗塞を予防するためには脂質過多でドロドロになった血液をサラサラに戻すことが大切。ドロドロ血液の原因は血中脂質が多いことなので、脂肪の少ない食事内容へ改善していく必要があります。

脂肪・コレステロールの摂りすぎは厳禁!

サラサラ血液にするためには、まず脂肪やコレステロールを多く含む食品を控えましょう。動物性の脂肪や脂っこいメニューは脂質を増やすことになるので厳禁です。

肉よりも魚をメインにしたメニューで、食物繊維を多く含む大豆や海藻、キノコなどを合わせて食べると脂質の摂り過ぎを防げます。バランスよく組み合わせてしっかり栄養を摂るように心がけましょう。おすすめなのは魚や煮物などが含まれた和食。バランスが良いだけでなく日本人の体質にも合っているため、動脈硬化や脂質異常を防ぐにはベストな食事といえます。

塩分や糖分の摂り過ぎは高血圧や脂質異常の原因に

塩分や糖分の摂りすぎも脳梗塞に近づくNG行動。高血圧や脂質異常を引き起こす原因になるため、ほどほどにしておきましょう。

塩分には血圧を上げる作用があり、摂りすぎると高血圧になります。高血圧は脳梗塞のリスクを高める要因ナンバーワンの生活習慣病なので、できるだけ塩分を使わない食事を摂るのがおすすめです。高血圧や脳梗塞の予防をするには塩分を1日10gに抑える必要がありますが、それを実行しようとすると味気のない食事になってしまいます。薄めの味付けでも満足できるよう工夫しながら、できるだけ塩分を控えた食事を摂りましょう。

また、白砂糖や果物は人工的に甘みを強くしているものが多く、摂取することで余分な糖を吸収してしまうことになりかねません。摂りすぎた糖は中性脂肪に変わってしまうため、脂質異常症を引き起こしやすくなります。糖分をとるなら揚げ菓子やケーキなどは避け、糖度が低い果物を中心に食べるようにしてください。

水分補給も大切!

血液をサラサラにするには水分補給も重要です。水分が不足すると血液の流れが悪くなります。脳の動脈硬化が進んでいる場合、水分が少なくなって濃くなった血液が狭くなった血管を塞いで血流をさまたげることも。のどが渇いていなくても、こまめに水分を摂るようにしましょう。

また睡眠中は汗をかくので、水分不足になりがち。寝る前にコップ1杯の水を飲んでおくと脳梗塞のリスクを下げられます。同じように運動をする場合も水分補給を欠かさないようにしてください。

血液をサラサラに整える成分

大豆発酵エキス
ドロドロ血液の原因、「活性酸素」を除去してくれるエキス。活性酸素には大きく分けて4種類ありますが、効果のある抗酸化物質はそれぞれ異なるため、従来は様々な抗酸化成分をバランス良く摂る必要がありました。しかし、大豆発酵エキスは4種類すべてに対して除去効果があり、スーパー抗酸化物質として注目を集めています。
DHA・EPA
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、青魚などに含まれている不飽和脂肪酸で、体の中で固まらないので血管に蓄積されることがありません。さらに、悪玉コレステロールを下げる働きをすると言われています。
ナットウキナーゼ
納豆に含まれるナットウキナーゼという成分は、血栓を作るフィブリンという成分の分解や、血栓溶解酵素を作り出すtPAを増やす働きをしていることが分かっています。ナットウキナーゼは、あらゆる角度から血栓予防ができる成分です。
食物繊維
食物繊維の中には、腸でも溶けずに便秘解消に役立つ不溶性のものと、血液中で余分な糖質や脂質を絡め取って排出してくれる水溶性の食物繊維とに分けられます。水溶性の食物繊維を積極的に摂取することで、糖尿病や高脂血症の改善効果があるとして注目されています。
硫黄化合物
玉ネギやニンニクなど、ニオイの強い野菜によく含まれている硫黄化合物は、コレステロールや血糖値を下げ、血液の凝固を予防する働きがあると言われ ています。代表的な成分である硫化アリルは、加熱したり長時間放置したりすると効果が薄れるので、切ってすぐ生のまま食べるのがおすすめです。
ポリフェノール
血液中の中性脂肪やコレステロールが酸化してドロドロになるのを防ぐ効果がある、ポリフェノール。ブルーベリーや赤ワインなど色素のある果物や野菜に含まれるアントシアニン、緑茶のカテキンや、大豆のイソフラボン、蕎麦のルチンなどもその一種です。

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