よくわかる脳梗塞の予防・治療Navi

脳梗塞と硫黄化合物

硫黄化合物の脳梗塞への働きを解説しています。

血液をサラサラにするには?脳梗塞の再発予防

硫黄化合物

ニンニクや玉ネギなどに多く含まれている硫黄化合物について、血液をサラサラにする効果の仕組みや特徴などをまとめて紹介します。

たまねぎ

辛みやニオイのある香味野菜に多く含まれる

ニンニクやニラ、タマネギ、ショウガ、大根などニオイや辛みが強い食材は、香味野菜と呼ばれ、付け合わせや薬味として使われています。これらの香味野菜には、アリシン、アホエン、イソチオシアナートなどの硫黄化合物といわれる成分が含まれているという特徴があります。

硫黄化合物の刺激臭の素となる成分には強い殺菌作用や抗カビ作用があるので、刺身などの生ものと一緒に食べるという習慣は理に適っていると言えます。さらに、疲労回復に必要なビタミンB1の吸収を助ける働きもありますし、代謝を促進する作用もあるそうなので、体調がすぐれないときや風邪予防にネギやショウガが用いられるのもうなずけます。

血液を固まらせない!血液サラサラ効果

ニンニクや玉ネギに含まれる、メチルアリルトリスフィドという成分は、血小板を凝固させる成分の合成を抑制すると言われていて、血液を固まらせないようにする効果が期待できます。要するに、血栓をできにくくして脳梗塞を予防してくれるわけです。血液の凝固を防ぐということは、血液をサラサラにして高血圧を改善する作用もあると言えますね。

細い血管を拡張させる効果も!

硫黄化合物には、血管を囲む筋肉を弛緩させて血管を広げる効果があると言われています。特に、ニンニクに含まれているスコルジニンという成分は、末梢の細い血管を拡張すると言われていて、血流促進に効果があります。

脳の末梢血管を広げで血流を促すことは、脳梗塞を予防するという観点では有効なうえ、血管を広げることで、単純に高血圧を改善する効果も期待できます。

二段構えでコレステロールを下げる

実はコレステロールは、食事から摂取されるものと、体内で合成されるものとがあります。脂質の少ない食べ物を選んで摂っていても、体質の問題でコレステロール値が高くなってしまう人がいるのはこのためです。

ニンニクに含まれている、S-アリルシステインなどの成分は、コレステロールを体内で作り出す際に必要な補酵素の働きを抑える作用があるとされています。コレステロールを積極的に作らせないようにすることで、血中のコレステロール値を下げる効果があるのです。

さらに、ニンニクに含まれるアリシンが変化すると、肝臓で作られて蓄えられているコレステロールを胆汁として排出させる働きがあるのだとか。2重の作用で血中のコレステロールの量を減らすように働きかけているのです。

調理は熱を通さず水にさらさないのが基本

玉ネギやニンニクに含まれるアリシンに代表される硫黄化合物は、熱に弱く水に溶けやすい特徴があります。中には、熱を加えることで生まれるアホエンなどの成分もありますが、ほとんどの成分は加熱すると効果が薄れてしまうそうです。

ですから、食べる時の基本は加熱せずに水にさらさず、そのまま食べること。ただ、ニンニクや玉ねぎは刺激臭や辛みが強いので、生で食べるのがキツい場合もあります。そんなときは、薄くスライスしてしばらく放置。時間を置くことで辛みが少し緩和されます。

硫黄化合物

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