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脳梗塞とクエン酸

クエン酸の脳梗塞への働きを解説しています。

血液をサラサラにするには?脳梗塞の再発予防

クエン酸

酸っぱい食べ物に含まれていて、お掃除などにも活躍するクエン酸。そんな酸っぱいパワーに秘められた脳梗塞予防効果について解説します。

レモン

疲労回復や栄養補給にクエン酸を

運動部の試合後に女子マネージャーが配る物と言えば、レモンのハチミツ漬け。疲れた時にはレモンや梅干しなど酸っぱいものを食べる、という習慣が昔からありますよね。

レモンなどの酸っぱい食べ物に含まれているクエン酸は、運動後に筋肉に溜まりやすい乳酸を筋肉から肝臓へと移動させ、肝臓で作られるグリコーゲンというエネルギー源に変える力があると言われています。筋肉疲労の原因物質を取り除き、活動エネルギーを増やす働きがあるわけですから、疲労回復にクエン酸のパワーを借りない手はありません。

さらに、クエン酸にはキレート作用と呼ばれる働きがあります。これは、鉄分やカルシウムなど、そのままではなかなか体に吸収されにくいミネラルに真っ先にくっついて、吸収されやすい形に変化させるというものです。

ミネラルは、私たちの体を健康に保つために必要な成分ですが、そのまま摂取しても吸収されず尿として排出されてしまうだけです。そこで、クエン酸を一緒に摂取すると、体に取り入れやすい形に変えてくれます。クエン酸とカルシウムを一緒に摂ると、骨粗しょう症の予防にも役立つと言われているそうです。

血小板が固まるのを防いで血液サラサラに

医療現場で使われる輸血用血液には、凝固を防ぐ目的でクエン酸ナトリウムが混ぜられていることをご存知ですか?

血液は血管外に出ると凝固因子という13種類の物質によって急速に固まるように作られています。血液を固める物質のひとつであるカルシウムイオンと結合し、凝固を防ぐ効果があるものとして、クエン酸ナトリウムが採用されているそうです。

このように、クエン酸は血液凝固を促す物質と結合して働きを阻害することによって、血を固まらせない効果があると言われています。固まらないということは、血液がサラサラになり、よどみなく流れるよう血流促進の効果もあるということ。血栓を防いで脳梗塞の発症を予防する作用も期待できるわけです。

お酢やレモンなど酸っぱいものを摂ろう!

クエン酸はレモンやお酢、梅干しなどの酸っぱい食べ物に含まれていますし、粉末状のクエン酸そのものがドラッグストアで購入できます。

クエン酸はお漬物や梅干し、ジャムなどの保存食品を作るときに加えると防カビや抗菌効果が期待できます。ゴボウやレンコンなどのアクの強い野菜を調理する時に加えるとエグみがとれたり色がキレイに仕上がったり、といったメリットもあります。さらに、お掃除で使用すれば、水あかなどの汚れがよく落ちると評判です。

クエン酸には、積極的に摂取することで得られる、動脈硬化予防などの健康効果と、抗菌や抗カビ効果など、生活に役立つ様々な利点があります。酸っぱいパワーを存分に引き出して、健康で充実した毎日に役立てましょう。

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