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有酸素運動 | 脳梗塞の再発予防

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血液をサラサラにするには?脳梗塞の再発予防

有酸素運動

脳梗塞を防ぐためには適度な運動が必要ですが、特に有効と言われているのが有酸素運動です。そこで、より効果が得られる運動方法を紹介します。

なぜ有酸素運動が有効なのか?

適度な運動をするだけでも、予防効果が得られる

運動を行えば全身を動かすことになるので、血行が促進されます。その結果、血圧・血糖・コレステロール値が下がり脂肪も燃焼され、脳梗塞の予防につながるのです。 英国のオックスフォード大学では、適度な運動を行っている人のほうが、脳梗塞を発症するリスクが低下するという研究結果が出ています。この結果は、平均年齢56歳の女性110万人が、3年間隔で運動の頻度や時間を報告するという研究から明らかになりました。参加者が行った運動の種類としては、ウォーキング、ガーデニング、サイクリング、家事労働など。9年間研究を行った結果、約90%以上の人が健康を維持していました。脳卒中や脳梗塞を発症したのは110万人中わずか1万7,822人。そのほか、心筋梗塞や狭心症などの心臓血管疾患を発症したのが4万9,113人、静脈血栓塞栓性を発症したのが1万4,550人となりました。

有酸素運動する時間を増やす工夫を!

先ほどの研究結果から、適度な運動を行うことによって、脳梗塞を発症するリスクを低減できることがわかります。週に2~3回の運動をしている人は、まったく運動をしない人に比べて、発症リスクが約20%低下したことが判明しました。また、週に4~6回の運動をした人と、週に2~3回の運動をした人とでは、発症リスクはほとんど変わらないという驚きの結果に。つまり、ランニングを始めたり、スポーツジムに通って体を動かしたりといった、本格的なスポーツをしなくてもいいのです。ウォーキング程度の運動の時間を増やすだけでも、脳梗塞の予防に効果的だといえます。 心拍数を若干上げる程度のウォーキングを、週に2回行うだけでも効果は得られるので、運動を習慣が身に付いていない人は、自分ができる範囲でトライしてみるといいでしょう。

有酸素運動をするタイミング

有酸素運動は、食事をしてから1~2時間後に行うのが、脂肪を燃焼する最も良いタイミングです。気を付けなければならないのは、脂肪をエネルギー源として燃焼するために、最低でも20分以上は有酸素運動をしなければいけない事です。20分以上連続で運動するのが厳しい人は「10分+休憩+10分」と、分割して行っても効果があります。有酸素運動を行うペースとしては、毎日続けることが理想。難しければ、2日に1回の頻度でも良いです。体への負荷量は、軽く汗が出る程度、もしくは息がはずむぐらいがベスト。「ぜぇぜぇ」と息切れしたら無酸素運動になっている証拠なので、注意しましょう。 有酸素運動の種類はいろいろありますが、王道と言えばウォーキング・ジョギング・エアロバイクなどになります。行う運動はどれでもいいので、自分が長く続けられそうだと思う有酸素運動を選び、脳梗塞の予防に努めていきましょう。

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