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脳梗塞の介護に関する基礎知識~大切な家族のために~

知っておきたい脳梗塞の介護に関する知識

脳梗塞患者さんの介護で知っておきたい基礎知識とポイント

脳梗塞にはいろいろな原因がありますが、高血圧や糖尿病など生活習慣病の乱れなどが原因となる場合もあります。喫煙習慣や過度な飲酒なども脳梗塞のリスクを高める要因と言われており、生活習慣の乱れを改善していくことが脳梗塞のリスクを低下させることに繋がります。脳梗塞は国内でも患者数が多い一般的な病気であり、命に関わるリスクがあります。早い段階で病院にかかって一命を取り留めたとしても、半身麻痺や言語障害などの後遺症が残る場合も少なくありません。重篤な後遺症がある場合は、家族のサポートが不可欠となります。

家族の献身的なサポートは後遺症の悪化を防ぐとともに、リハビリのモチベーションにつながるとも言われています。脳梗塞になる前は当たり前にできたことが難しくなると、ふさぎこんでしまう患者さんも多いです。ふさぎこみ、人との接触を避けるようになると、リハビリも進まず後遺症が悪化してしまう可能性もあります。そんな時には家族の精神面への配慮やサポートが求められます。再発しやすい病気でもあるため、ケアを怠ることも危険です。原因と考えられる生活習慣を改善して再発防止につとめることで、リスクを最小限にくいとめることが大切です。また、定期的に医療機関を受診し、身体の状態を確認することも大切です。

脳梗塞について理解を深めて適切な介護のあり方を知っておくと、万が一のことが起きた時にその知識を活用することができます。いつ誰がなるか分からない病気だけに、他人事ではありません。大切な人を心身ともにサポートしていくためにも、脳梗塞の介護についての基礎知識を理解しておきましょう。

脳梗塞のときに受けられる保障内容

介護保険

脳梗塞になってしまった家族を支えるため、介護保険の基礎知識を知っておくことも大切です。介護保険制度とは、病気や怪我でサポートが必要になった方たちを支えるために作られた社会的な取組みです。家族だけで介護問題を抱えずに、地域ぐるみで協力し合っていこうという考えが根底にあります。自宅にいながら受けられる在宅介護サービス、施設に入る施設系介護サービスの中から患者さんの状態にあわせたプランを設定、利用することができます。

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脳梗塞の介護の注意点

脳梗塞について深く理解するとともに、患者さんの気持ちに寄り添ったケアを意識しましょう。しかし、自分で身の回りのことを行うこともリハビリになるため、全てを代わりに行うのではなく、サポートしていく内容を見極めることも大切です。運動障害、発声・嚥下障害など後遺症の出方によっても注意点は変わってくるので、どんなことが難しいのか理解しておくと良いでしょう。段階にあわせたリハビリの基礎知識を持つことで、サポートの質も変わってきます。

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介護施設・老人ホーム

家族だけでは患者さんのサポートが難しい状態なら、施設サービス利用も考えてみましょう。民間運営施設、公的施設などいろいろな種類があって、受けられるサービス内容や費用負担も違います。また、介護認定を受けられない状況でも、ご家族の判断で入所できる施設はあります。脳梗塞の介護は考えるよりずっと大変で、ご家族の負担となってしまう場合もあります。家族を思いやる気持ちは重要ですが、心身ともに疲弊する前にプロの支援を受ける方法を考えてみるのも、ひとつの介護の方法です。

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介護費用

脳梗塞の平均入院日数は89日と言われており、治療にはまとまった費用が必要となります。治療費の自己負担を一定額に制限する高額療養費制度を活用して、費用を抑える制度もあります。また、退院後のリハビリ、通院にも継続的に費用がかかるため、公的サポートを検討しましょう。退院後に予想される介護費用の自己負担は、身体の状態や後遺症によっても変わってきます。脳梗塞の治療やリハビリにも費用が必要となりますが、国や地方自治体が支援する制度を理解し、利用することで負担を抑えることができる場合があるため、これらの制度を利用することが大切です。

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介護の体験談

家族が脳梗塞になってしまうと、生活のあらゆるところに支障がでます。患者さんを支えていく家族にとっても、介護の負担は深刻でしょう。感情の起伏が激しかったり、脳梗塞がきっかけで認知症を発症したりすることもあります。先輩の体験談を見ておくことにより、脳梗塞の介護でつまずきやすいポイントを理解できます。悩みに対する対処法も一緒に確認することで、家族の介護に役立つはずです。適切なアプローチを進めると、仕事と介護を両立することもできるでしょう。

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要介護認定

脳梗塞の後遺症の現れ方は、梗塞の起こった場所や程度によってさまざまです。なかには働くことや、日常生活を送ることが難しくなったり、寝たきりになってしまったりすることもあります。そうなると、退院後も継続して介護が必要です。要介護認定を受けると、訪問看護や施設への入所など、段階に応じていろいろな介護サービスが受けられるようになります。有効に活用することで、家族の人的負担や経済的負担を軽減することができるでしょう。

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保障

家族と患者さんの生活を維持していくために検討できる保障制度を活用すると、負担が軽減できる場合があります。リハビリにかかる医療費を軽減できたり、障害等級に応じた給付金が支給されたりします。公的な保障制度を上手に活用していくことで、介護に際する経済的なストレスを軽減できることができます。タクシー料金が割引になる、NHK受信料が減免されるなど、日常生活のあらゆる場面で適用できる可能性がある保障内容についても一緒に確認しておきましょう。

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障害年金受給

後遺症などにより、日常生活を送るにあたり著しく支障が生じている場合、障害年金を受給することができます。受け取るにあたり、初診日を把握しておくことやいずれかの年金制度に加入しているかどうかなどの確認が重要となるため、受給を希望する場合は正しい知識が重要となります。また、障害年金額は障害の等級によって異なります。また手続き方法はこの等級によっても方法が異なるため、注意が必要です。

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医療保障とは

読んで字のごとく、脳梗塞を発症すると、医療に関連する保障を受けることができます。、健康保険に加入していて、身体障害者手帳1・2級の所持者が対象となる「心身障害者医療費助成」。「高額療養費制度」は、特定上限以上の医療費を支払った際に保障がされます。収入によって、上限がどのように変わるのか理解しておきましょう。また「高額療養費貸付」を利用することで、返済は必要となりますが一時的な支給を受けることも可能。高額となってしまいたがちな脳梗塞の医療的な費用に関する情報をまとめました。

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介護休業給付金

介護が必要なほどの重症な後遺症が残ってしまった場合に、介護者が仕事との両立がおこなえるようにするための給付金になります。障害者1人につき原則として通算93日間、介護休業を取得することができる「介護休業制度」を補う形の給付金となります。申請方法には細かな条件があるため、申請の際には正しい知識をもっておこないましょう。ここでは、具体的な支給金額や取得する際の注意点までを解説します。

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税金控除

障害の重症度によって、税金の控除を受けることができます。申請から認定されるまでには期間を要するため、控除を受けられる対象である場合には早めに申請をおこなうようにしましょう。これらは、所得税や住民税、相続税のほか、障害者用品の消費税の非課税であったり、障碍者用乗用車への改造費なども控除・助成の対象となります。

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保障と優遇措置

優遇措置とは、たとえばJR・公営交通機関・私鉄運賃の割引はもちろんのこと、航空運賃や有料道路通行料金といった割引も適用される場合があります。いずれも障害認定が必要となりますが、こういった割引を利用し、少しでも外に出る、といったこともリハビリの一環として取り入れるべきだといえます。

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