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身長と脳梗塞リスクの関係

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脳梗塞になりやすい人はこんな人

身長と脳梗塞リスクの関係

脳梗塞の発症は低身長ほど高いことがわかっています。
低身長グループは高身長グループと比較すると脳梗塞の発症は1.6倍高いことが確認されています。

その原因としては、低身長グループは日頃の運動量が少なく、喫煙、多飲酒、肥満、高脂血症などのが特徴がありました。

プラダ―・ウィリー症候群(PWS)と脳梗塞の関係

低身長の場合、生まれつきの病気が原因していることがあります。 プラダ―・ウィリー症候群(PWS)がその一例で原因が判明していない病気です。 生まれつきの病気で遺伝することはほとんどありません。

この病気が原因で脳梗塞にかかることがあります。

肥満による脳梗塞や動脈硬化

PWSの特徴的症状として過食があります。元々、代謝機能が低下しているため食事制限をしないと肥満になってしまいます。

カロリー摂取は消費できるカロリーが少ないため、食事を少なめにして運動を心掛ける必要があります。

食欲を抑えることが難しい場合、胃を手術して小さくしたり、腸を短くする外的手術を行うことがあります。

他には薬物治療もありますが、食欲制御という意味では効果の出方に差があるようです。

上述のような対策が上手くいかずに肥満体型が続くことで、血中内の糖分が高くなり成人型の糖尿が発症することがあります。

血中内の脂肪濃度が高いことで血管内に脂肪が蓄積し、血管がもろくなる動脈硬化が起こりやすくなります。

脳内の血管が動脈硬化になれば、脳梗塞の要因になります。

低身長に高脂血症薬が効く

京都大学では低身長の難病(タナトフォリック骨異形成症、軟骨無形成症)に高脂血症薬が効く可能性があることがわかりました。

高脂血症薬により、低身長になる要因である骨の形成を抑制する遺伝子を弱めることができる効果が確認されています。

高脂血症薬には脳梗塞再発防止効果もありますが、低身長を改善することができれば脳梗塞の発症率も下がることが期待されます。

MELASと低身長・脳梗塞の関係

ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作症候群(MELAS)はミトコンドリアに障害が起こることで脳梗塞の発作を繰り返す症例です。

MELAS の約8割が母方からの遺伝です。

主に5~15歳で発症し、低身長、易疲労性、心筋症、筋力低下、知能低下、感音性難聴を併発することが特徴です。

治療法としては、卵子のミトコンドリアDNAを操作することで産まれてくる子供への遺伝を予防する技術が英国で許諾されています。

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