よくわかる脳梗塞の予防・治療Navi

社会的地位の不一致が脳梗塞の発症リスクを高める

これでコワくない! 脳梗塞の予防&治療の最前線

脳梗塞になりやすい人はこんな人

社会的地位不一致による脳梗塞のリスク

社会的地位不一致とは、主に高学歴にも関わらずその水準に見合った職業についていないことを言います。

脳梗塞は高学歴の女性に発症しやすい

日本でも女性の高学歴化は進んでいますが、その学歴に見合った職業に就いている女性ばかりではありません。

そのことが健康状態に影響与えていることがわかっています。

高学歴なのに肉体労働など学歴不要でも就業可能な職業に就いている女性は、それ以外の女性と比較すると脳梗塞の発症率は約2倍となっています。

脳梗塞の発症率と社会的不一致の関係

社会的不一致では、高学歴を取得したにも関わらず、その教育を活かすことができないことによる心因性ストレスを高めることがわかっています。

過度なストレスは脈拍を高くし、自律神経のバランスを乱します。

さらにストレス時に分泌されるホルモンは血糖値を上昇させる作用もあるため、動脈硬化を引き起こす要因にもつながってきます。

この状態が慢性化することで、高脂血症、糖尿病、動脈硬化を発症し脳梗塞になるリスクが高まります。

参照元:Honjo K, “Socioeconomic status inconsistency and risk of stroke among Japanese middle-aged women.”, Stroke. 2014 Dec;45(12):e310.

健康格差と脳梗塞の関係

健康格差とは家庭環境、雇用形態や収入状況により起こる健康状態のことを言います。

この健康格差と脳梗塞の関係は日本でも問題になりつつあります。

日本も格差社会になりつつあり、中間層が減少しつつあるなか低所得者も増加する傾向があります。

脳梗塞の発症リスクは低学歴だと高くなる

欧米の研究結果では、高学歴よりも低学歴の人のほうが脳梗塞発症のリスクが高くなることがわかっています。

原因は病院受診率の低さ、生活習慣(多飲酒、喫煙、ストレスなど)からくる、肥満や高血圧などの健康状態から脳梗塞を発症するリスクが高くなっていることが挙げられています。

低所得者の健康における問題点

収入が低いと使えるお金が限られてきます。

食生活も安くて満腹感を得られる炭水化物中心の食事に偏る傾向があります。

ファーストフードやチェーン店、コンビニの食事は安くて手軽ですが、化学調味料や添加物も含まれています。

人間の身体が正常に機能するにはビタミンやカルシウム、タンパク質など様々な栄養素が必要です。

他の栄養素が不足した状態で炭水化物中心の食生活を続けることで、高血圧、肥満、糖尿病、脂質異常にかかり、結果的に脳梗塞の発症率を高める要因となるのです。

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