よくわかる脳梗塞の予防・治療Navi

脳梗塞の治療について

脳梗塞治療について知っておきたいことをまとめました。

おさえておきたい
脳梗塞治療の基本

もしもの時に慌てない!検査や治療費をチェック

脳梗塞の発作はいつ起こるか分かりません。あなた自身や大切な家族が、突然倒れた時、どんな検査が行われ、入院期間はどれくらいかかるのでしょう?治療費がいくらになるのかも気になるところです。そんな脳梗塞の治療に関わる疑問について、簡単に解説していきましょう。もしもの時に備えて心の準備をしておくことも大切です。

脳梗塞の検査や治療費について解説

検査の内容は? 詳しくはこちら

脳梗塞を診断する際は、脳のCTやMRIなどの画像検査がメインとなります。脳を輪切り状態で撮影し、コンピューター処理で立体視できるので、病変の有無や位置、大きさをチェックできます。脳梗塞を発症している部分は、CTでは黒く写るのですぐに分かります。さらに、血管の様子を確認できるMRAや血管造影などを行うと、血流がストップしている箇所を確認することができますので、血栓や詰りが生じている場所の特定に役立ちます。SPECTやPET検査では、脳の酸素分布や血流量をチェックして脳の活動状態を調べ、脳のダメージを確認することができます。そのほかにも、脳梗塞の原因となる要素を取り除いて再発を防止するために、血液検査や血圧測定、心電図などで生活習慣病と心疾患の有無を調べることもあります。

治療費はいくら? 詳しくはこちら

脳梗塞の治療にかかる金額は、病状や入院期間によっても異なります。症状が軽い場合は、初期治療を行う総合病院に1カ月〜2ヶ月程度入院し、その後は自宅療養でリハビリ…というケースもあります。手術を行わなかった場合、1ヶ月の入院費は平均で30万円前後かかるとされ、3割負担で10万円前後、1割負担だと3万円前後になります。症状が重い例では、初期治療を行った総合病院の一般病棟に2ヶ月入院後、リハビリ病棟へ移って5ヶ月入院となり、半年ほどの入院とその他の自己負担額を総合して、3割負担で70〜80万円近い治療費となったケースもあります。入院の際に個室を利用した場合は、差額ベッド代などで100万円前後かかる場合も。一般病棟へ入院する場合と、リハビリ専門の病院や病棟へ入院する場合とでは1ヶ月の入院費は多少異なり、リハビリ専門病棟の方が少々高い傾向があるそうです。

入院期間はどれくらい? 詳しくはこちら

脳梗塞による入院期間は、症状によって大きく異なります。軽い麻痺程度の場合は、1ヶ月〜2ヶ月ほど一般の総合病院などに入院するだけで自宅でのリハビリに移行できる場合があります。自立歩行が困難な場合や、片麻痺などがある場合は、脳梗塞の治療として1ヶ月〜2ヶ月ほど総合病院に入院することになります。その後はリハビリ専門の病院や同じ総合病院内のリハビリ病棟へ転院して平均100日前後その病院に入院するというケースが多いようです。例えば、脳梗塞を発症して半身の麻痺と運動障害が残った場合は、初期治療で2ヶ月ほど入院した後、リハビリ病院へ転院して150日の入院という例が。もっと重度の後遺症が残った場合は総合病院へ2ヶ月入院後、リハビリ病棟へ180日入院した、というケースもあります。

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